vtuberにはまってた記録

キズナアイ→シロ→輝夜月→げんげん→にじさんじの順でハマってた(@jp_dust)

vtuberのリアルイベント、それってどうなの

タイトル通り。皆が平等に視聴できる配信があるのにわざわざ別のところで人を集めてするのはおかしくないですか??という話。

 

参考にした書籍

勁草書房、「現代メディア・イベント論: パブリック・ビューイングからゲーム実況まで」

 

「にじさんじ」の月ノ美兎関連イベやキズナアイ誕生日イベントなど配信するかしないか違いはあるものの行われているバーチャルYouTuberのリアルイベント。なんでそんなことするんじゃい。一体感とお金で考える。

 

vtuberというキャラクターは動画配信で成り立っているコンテンツで、TV番組やアイドル、ミュージシャンのコンサートのような地域格差がないことが利点として語られていたと思う。さらに基本的に動画は投稿されたあとはだれでも見ることができ、「見逃した!」といったこともなくそこが強みでもあったと感じている。なぜその利点をなくすようなイベントを起こすのか。

 

動画であるvtuber

 

例えば野球中継。

球場で野球をしているので見に行く。

見に行けないので中継を見る。

中継を見て現地に行きたくなる。

現地に見に行く。体感する。

 

体感するのは、映像では伝わらないもの。

球場の空気・熱気、振動、一体感など。

 

特に一体感、体験を共有している感覚は最近のイベントの一番のウリである。ただこの一体感は現実で行われているなにかに対してだけではなく、ただ集まって映像を見るだけでも味わうことができる。現地に行く必要がないのである。

ライブビューイングが普及していることや、映画の上映で爆音や応援、発声可能な方式が生まれたことからも理解できる。

つまり必要なのは集まって何かをするという体験だということなのだ。共有する感覚を欲している。

 

これは経済人たちがたびたび語っていた「モノ消費からコト消費」にも関連する話で、体験することを重視する消費者が増えているのである。(オタクはまだモノ消費も根強いと思うが)

 

もう一つの理由は実況文化の発達である。SNSの普及によって誰でもすぐに手軽に意見や感情を伝えることが可能になった。SNSによる感情の共有のしやすさが体験の共有することへの欲求レベルを高めている。文字だけではなく、声や空気雰囲気盛り上がり。より濃密な共有体験が好まれるのだ。

 

スポーツバーでサッカーを観戦するのも同じことである。家で一人見ても、集まって見ても、現地で見てもサッカー自体の内容は変わらないが、体験を共有することにより、違いが生まれる。より熱狂的に味わうことができる。

 

vtuberの場合にモヤモヤするのはvtuberがインターネット上で動画を配信することが基本だからではないか。インターネット上はよほどのことがない限り皆同じように動画、live配信を視聴できる。「現地に行く」という選択肢はあり得ない。視聴に対し格差をつくる必要がないものだった。

 

スポーツ観戦や音楽ライブ、フェスはまず現地ありきだ。

現地にいけないため映像で代用する流れがあった。

vtuberという初めから誰でもタダでどこからでも見ることができたコンテンツはその流れを汲んでいない。当てはまらない。ネット上のコンテンツだから容易に共有できていたものをわざわざ範囲を狭くして体験を提供するのは逆行している。広告効果とお金のためだと考えているが、すんなり納得するのはわたしには難しかった。

 

お金の話

 

まあ多分これが理由だと思うのですけど、vtuberって配信だけではお金全然足りない。スパチャ(投げ銭)だけではとてもやっていけない。お金が手に届くまでタイムラグもある。グッズ販売は企画制作流通までの時間がかかるうえ、販売されるときには熱が冷めている可能性が大いにあり得る。

イベントならパッと宣伝して盛り上がる要素があってお金と広告どっちも満たせる。(vtuberのリアルイベント、初ライブなど目新しい要素)限定配信と考えれば見たくなる気持ちがあるからイベント参加したくなる。限定グッズも売れる。あと参加費が高い。5000~7000円はとれると見込まれたようだ。

アイドルのライブやアイドルアニメのやり方と同じだがこれからの継続的な運営には必要な金策だと思う。これはVRライブでもリアルイベントでも同じことだ。

順序として有料配信→イベントが良かったように思えるが有料配信したらおそらく批判殺到なので、イベント形式にする必要がある。お金を払うだけの価値を追加していかなければならない(お金を払う気持ちにさせる)。会場(バーチャルの場合もある)を借りて凄い演出するよ、と。

逆に輝夜月のVRライブがもし赤字になった、配信中にトラブルが起きてグダグダなった場合かなり厳しくなると思う。(視聴者側の回線が問題のときどうするのだろう)

キズナアイバースデーはあくまで中継をしてくれていただけで視聴はタダだったので、配信にミスがあってもそこまで騒ぐ必要はない。かなり低評価はついたしそこは当然なのだが。

なのでVRライブ=有料配信の大成功を願っている。ホント。視聴者がより質の良い配信を求めるならばVRライブは成功し後に続くはずだ。

 

 

言いたいこと・まとめ

もとが映像のみのコンテンツの現地集合リアルイベント化は納得できないがしかたない。

VRライブは実質有料配信なので未知数、視聴者次第。終

 

おまけ

VRライブは岩本町芸能社所属のバーチャルなアイドルたちも行うのでチェックしよう!(知らないままウキウキで輝夜VRライブツイートしたら指摘されてちょっと恥ずかしかった)