vtuberにはまってた記録

キズナアイ→シロ→輝夜月→げんげん→にじさんじの順でハマってたオタク(@jp_dust)

月ノ美兎 再考

以下の文章は自分が4月の紹介記事でかいたもの。

サブカルとかクソザコとかムカデとか言われて有名な人。清楚なキャラクターデザインと豊富な話題と独特なセンスで大人気。」

 

サブカル・クソザコ・清楚・センスの四点で考える。

 

 

・「サブカル

月ノ美兎は映画研究部に所属している。そしてその影響でムカデ人間他のちょいマイナー映画を視聴していた。この発言からサブカル知識があるというキャラクターとして確立した。本当だろうか。月ノ美兎の登場当時、アニメ「ポプテピピック」が放送していた時期であったことは皆様覚えているだろうか。(2018年1月7日 - 3月25日)この漫画・アニメにはサブカルチャーに傾倒している女性を敵視したポプ子というキャラクターが存在しており、「サブカルクソ女」として嫌っている。アニメ化以前のこの漫画の流行により、「サブカルクソ女」というワードはある程度認知されていた。この流行の中で月ノ美兎に与えられた「サブカル」にサブカルに詳しいという意味合いがあったのか。

 

 

・「クソザコ」

クソだのザコだの清楚なキャラクターにあるまじき評価であるが、おおむね正しい。洗濯機からの配信、すぐ咳き込む喉、低スペックPC、ゲームの腕前など様々な点においてクソザコと呼ぶにふさわしい。またクソザコナメクジという蔑称で呼ばれるスローロリスが一部ネット上で人気のこともあり、クソザコというワードに馴染みがある人が多かったのも定着理由か。また配信内でクソザコパンチと自分でも使用している。

 

・清楚

vtuber界隈における清楚は意味合いが異なる。電脳少女シロが発祥だと思うがこれはギャップのことを指す言葉である。(見た目と違う。)一応褒め言葉である。清楚な見た目に反したゲームプレイ、発言をしたときの視聴者の反応が元ネタだろう。

 

 

・センス

 赤子のこぶし

わたくしで隠さなきゃ

これがバーチャルYoutuberなんだよなあ

などなど

 

 インターネットスラングや元ネタがある言葉もあるが要は面白い言葉選びのセンスがある。

 

 

注目を浴びる要素の連鎖

 

サブカルに詳しいという要素

 

映画研究部に所属していると語ったときのマイナー映画、ムカデ人間が大きいのだろう。ただし本人は別にこの映画は好きではない。また視聴者にはムカデ人間を知っている人がちらほらおり、やはり実際に見たことがあるという点で注目を集めていた。

ではこのほかにはなにか深い知識を見せるものはあっただろうか。私は思わない。ちょっとしたオタクの友人がいる人は理解してくれるだろうが、映画が好きな人は知っている程度の知識しか公開していない。これ以上深く語っても視聴者を置いていくだけでもあるし当然ではあるが、映画研究部という自己紹介を前提に考えると普通と言えば普通ではないか。

この知識については「魂」にもかかわるのでここらで書くのは止めておく。要は知識に偏りがあって、それが特徴的だったということ。

 

 

クソザコというお笑い要素

 

視聴者を楽しませる要素として、現在のvtuberでは一定の需要があると考えている。JK組のクソザコイングリッシュをはじめとした欠けた知識を披露するシーンは一定のウケ要素として機能しており、漢字の誤読や、ガバガバゲームプレイングでの連敗など様々なシーンが面白がられている。

私の最近の視聴範囲で言えば、ホロライブの「赤井はあと」の地理の知識に疎いまま行う天気予報のコーナーがそうだった。これもある意味特徴的な言葉を生み出すのに作用している。

 

 

清楚というギャップ利用

 

雑に言ってしまえばシロの後追い便乗であろう。しかしながらキャラクターと中身と違いを押し出したギャップなのでより強い印象を与えていた。

「バーチャルユーチューバ―」が流行り、にじさんじが登場したころのことを覚えているだろうか。キズナアイ、ミライアカリ、シロときてバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん、輝夜月。流れを見ればわかるが印象がひたすら強くなり続けている。注目を集めるには利用しない方がおかしい。また月ノ美兎の場合、ヨーロッパ企画のゲームを選ぶことでギャップ、ウケ、注目を集めた。

 

 

特徴的な言葉を生み出す、利用する

 

インターネット上の流行りや、インターネット・ミームによって使われていく言葉にはなにか惹きつけられる魅力がある。おそらくvtuberの主な視聴者層であるニコニコ動画ユーザにはなじみ深いだろうが、一気に流行って、収束していくものだ。しかし一度流行った言葉は使いやすく、ウケがいいので再利用しても一定のウケがとれる。また自身の行動や趣味嗜好を表現するときに、独特な表現を用いたことでファンを増やした。月ノ美兎自身が年齢の割にインターネットに浸った生活をしていたため、その辺りの知識や感覚を理解していたことが大きいと感じた。ウケを理解して活用したわけだ。

 

 

 にじさんじ、というライバー集団の所属が注目を浴びる一番の要素というのは言うまでもない。またlive配信だからこそ生まれた面白さが多いことはいちからの予想通りである。

 

 

まとめ

 

目を引く要素。偏った知識の披露、「清楚」というギャップ。センス。

ウケる要素。クソザコ知識、ネットの流行への理解。センス。

 

爆発的に流行した理由は注目とウケの完璧と言ってもいいほどの構成である。

 

 

これから

 

知識が深く、語ることができるだけでは流行ることはないし、ウケのいい言葉を発し続けていたとしても飽きが来る。飽きさせないための努力がこれからは必要になっていくだろう。

問題としては配信を続けるにつれて、慣れてクソザコ要素は薄まっていくこと、清楚のギャップはもう衝撃がないこと、サブカル知識は披露しすぎると視聴者を置いていくことだろうか。特徴的な言葉は配信中にふと出てくるだろうが流行を生むことはないはずだ。なぜなら視聴者である我々が期待して視聴するからである。もう初見の衝撃はうまれることはない。

 

「みとらじ」内の企画を練る必要があるのは月ノ美兎自身だけでなく、視聴者側もうすうす感じているはずだ。雑談やコラボ配信で時間を作り、面白い配信を準備できればよいのだが、企業案件の出演でそうそう時間が作れそうにもない。世知辛いことである。