vtuberにはまった無職

キズナアイ→シロ→輝夜月→げんげん→にじさんじの順でハマったオタク

バーチャルユーチューバーの世界観とリアルマネー

「にじさんじ」勢は一部のバーチャルユーチューバー(以下vtuber)ファンからあまり歓迎されていない、という「話」は前々から耳にする。私は深くは気にすることなく視聴していた。面白ければ何でも良しとしていた。でも最近になって意味がわかってきた気がする。


根本的に異なる世界観


vtuberは、配信した動画内容全てがそのvtuberを構成する世界になっている、と思う。vtuberはその動画のなかで生きており、その動画の中の世界の動きに合わせて活動している。キズナアイならば、何もない白いバーチャル空間が彼女の世界で、その中でこちらに語りかけたり、行動(企画)を起こしたりしている。あちらのバーチャルの世界から動画を配信している、というものだ。


その動画を見て、キズナアイはキャラクターで、3Dモデルを動かして、それに合わせて声優がアフレコしているだけ、などという無粋な人にはvtuberが合わない。

vtuberファンは皆理解しているが言わないのである。

バーチャルの世界は壊れやすい。声優が~なんて言い出した時点でもうvtuberではなくて、その○○という声優が演じているキャラクターの動画、になる。「踊ってみた」動画はただモデルを躍らせた動画と化す。

視聴者はvtuberの世界をvtuberの世界であり続けさせるために現実のユーチューバーと同じようにとり扱う。



「にじさんじ」の場合

発表当初はバーチャルライバーとしてバーチャルの世界に生きている存在として紹介され、ライバー自身もそう演じていた。しかし、用意されたキャラクター設定からうっかり外れたことで人気が爆発した「月ノ美兎」によって既存のvtuber達とは立ち位置が変わってきた。

視聴者の世界と共通の世界に存在していて我々視聴者と同じ人間である、という当たり前の事実が展開するようになってしまった。そして「にじさんじ」アプリによってキャラクターのガワが用意されていて、それを使っているということがライバー達への共通認識になった。ロールプレイをしっかりやっているライバーは存在するが、そうではないライバーもおり、キャラクターの世界を表すものがガワと声しか存在しないため独自の世界を構成するほどにならない。

その結果、その個々のvtuber達の世界観はなくなり、現実の世界の延長としてライバーの配信がおこなわれていく。そのために距離が近く、現実味が強い。その距離感でコミュニケーションを取るうちに、そのライバーの生活環境や性格などの情報がキャラクターの特徴とされ、段々と肉付けがされていった。順序が逆なのだ。まず中身ありきのライバーなのである。



お金の話


vtuber配信をするための準備で、クオリティにより違いはあるがかなりの額の資金が必要になる。その資金は運営会社(個人勢なら個人)が出している。バーチャル世界のユーチューバーといってもお金は当然必要で、動画に広告をつけたり、スパチャ(投げ銭)機能をLive配信で活用したり、企業案件の動画を作成したりと当然やることはやっている。最近はグッズ販売とLINEスタンプであろうか。



「にじさんじ」の場合

「にじさんじ」勢では当初CF(クラウドファンディング)と称してボイス販売をおこなった。そしてそのお金はライバーの配信環境を整えるために利用された。ここで生々しさが生まれる。「配信環境」である。vtuber世界でその言葉を出してしまうのはタブーではないか。見えなくていい中身が飛び出ている。また、もう一つ生々しさの点として運営会社の関わり方がある。ベンチャー企業である「にじさんじ」運営方針を考えるとしかたがないのだが、密接すぎる。ライバーと会社でのお金の配分などの企業として当然のおこないがバーチャルの世界観と相容れないのだ。

お金を払うなら知るべき、知らされるべき情報がバーチャルの世界には相容れない。現実世界の理屈がバーチャルの世界には相性が悪いのだ。



☆とりあえずの結論


「アイドルはうんこをするのかしないのか」、という問題と同じなのでは。アイドルは人間。生き物なので生理現象なのでうんこをする。証明終了、と終わらせるのは簡単だ。しかし、ここで考えるべきは、うんこをする事実をファンに見せるのかどうかということではないか。


「うんこはするが、可能な限りしていないように振る舞う」が古参のvtuber達で、最近登場した「にじさんじ」勢はうんこをする事実を隠していないだけなのではないか。直視しても気にならない、気にしない人は「にじさんじ」勢を受け入れることができる。できない人は勿論いる。逆に中身を知ることや、内輪の話を聴くのが好きな人もいる。例えでいうとスカトロ趣味になるが、それぞれ否定することはできない。vtuber界はまだ発展途上なのである。多種多様な配信と、それぞれのファンがいるのだ。発展を邪魔する真似はしてはいけないのだ。



自分なりに考えて結論を述べてみました。私はこう考えました。私にスカトロ趣味はありません。これだけははっきりと真実を伝えたかった。おわり。